気象予報士の魅力
気象予報士は希少価値の高い国家資格です。
気象庁から提供される数値予報結果や、気象衛星、気象レーダー、アメダス(地域気象観測システム)などの観測データを総合的に分析し、気象予報を行う専門家。
予報業務を行う事業者には、現象の予想を気象予報士に行わせることが法律で義務づけられています。
テレビやラジオの天気予報番組や気象解説などで活躍するほか、最近は多くの企業が気象情報を戦略の1つとして考えてるので、天候が売り上げを左右するリゾート施設や小売業などへの情報提供も重要な仕事です。
船舶の最適航路を予測したり、建設作業時期のアドバイスをしたり、イベントでの弁当・飲料水などの需要を予測したり、地域に密着したピンポイント天気予報などを手がけています。
商品の売れ行き予測や、気象災害から人命を守るアナウンスまで幅広く活かせる気象予報のスキルは時代のニーズにもぴったりはまっています。
試験の難易度と特徴
「気象予報士」は受験者の多い資格とは言えません。実際に気象予報士の資格を手にできる方は僅かです。
ここ10年間の平均合格率は6%未満。毎年の合格者は300人に届いていません。
難しい試験のように聞こえますが、それほど気にするほどではありません。
と言うのも、準備不十分なままで受験に臨んでいる方が大勢いるからです。
例年10%を超える方が当日の受験を放棄していますし、「お金も支払ってしまったので、とりあえず試験だけは受けておこう」と考えるグループもそれ以上に多いからです。
試験のレベルも、アマチュアの気象マニアより上、本職の予報官よりも下といったところ。
「気象予報士」試験の特徴を挙げると次の通り、
マークシート方式を採用
学科試験は、5つの選択肢の中から1つを選ぶ「五肢択一式」です。記述や論文が一切ないので受験しやすくなっています。問題数も全30問と少なめです。
合否判定は絶対評価
合否判定は絶対評価だから、学科試験(一般知識・専門知識)で7割は得点したいところです。ここで脱落すると実技試験の答案は採点されません。
受験制限は一切なし
気象予報士の試験は特別な受験資格がありません。年齢・性別・学歴・経験などによる制限はなく、だれでも受験することができます。
しかし油断は禁物です。
いくらなんでも何の努力も無しに合格できるというような試験はありませんし、合格圏内にいる方はそれなりの時間と労力を費やしています。
ただ、時間を無駄には使っていないのです。
何年も不合格になる方と違い、あっさりと合格を勝ち取っている方は、実に効率良く学習しています。
試験勉強で効果的と言われている方法
その1:早起きして勉強する
世に有名な勉強家、資格王の共通点は「早起きして勉強している」ことです。
脳科学の観点から見ても、早朝の脳は抜群な働きをしますので、やっておいて損はありません。
でもこれ欠点あります・・・
・・・急に早起きできません。睡眠科学の観点から見ても、現代という時代においては、早朝勉強法はそんなに簡単ではありません。
その2:配点が高い分野を集中して攻める
限られた準備期間の中で全科目まんべんなく学習することは大変ですので、理屈にかなっていそうです。
実際、特定の科目をはじめから捨てて、試験に臨む人もいるくらいです。
だけど自分の苦手科目に対する配点がもっとも高かった場合はどうでしょうか?
???
試験突破はおぼつきません。
その3:試験予備校、通信講座を利用する
よく分からないこともすぐに質問できるので、効率性は高く、さらに強制力も働くためにモチベーションが維持しやすいです。
ここ何年も出題されていない論点を、重要論点と同じスタンスで学習してしまうことも回避できます。
独学よりも高くつくことだけは仕方ありません。
確かに上述の3つは「勉強の効率を上げてくれるかも」しれません。でも残念。
実はもっと重要なことがあるんです。
そんなことより、もっと簡単に合格に近づく方法があります。
目先の難関(気象予報士試験)をクリアするために
受験勉強には少なからず「コツ」があります。誰もがその「コツ」を追い求めながら自分にぴったりな勉強法を模索しています。
人間の脳は理解しきれないことは覚えることができません。
特に学習初期の段階では、忘れていく知識との戦いになりますので大変です。
苦労してアンダーラインを引きながら、重要語句を何度も復唱しているにもかかわらず、テキストの最初の方に書いてあった内容がほとんど記憶に残っていなかったという経験のある方は少なくないでしょう。
そこで活用してほしいのが記憶術です。
記憶術は意外と軽視されている試験対策の基本。
必要な時に必要な情報を取り出すことができる技術です。
このスキルがないと、いくら学んでも思い出せないんですね。しかも肝心なところで。
体系化された記憶術では、「覚え方」そのものがまったく異なるため、膨大な情報量であっても、長期にわたって忘れることがありません。
「気象予報士」試験における学科試験はマークシート方式で出題されます。
5つの選択肢の中には必ず正解が書かれています。
記憶力の良い人には、取り組みやすい試験と言えるでしょう。
知識が問われる試験ほど簡単なものはありません。知識を身に付けてさえすれば良いからです。知識がなければ実技試験への応用もできませんよ。