宅地建物取引主任者(宅建)の魅力
宅地建物取引主任者は、不動産の売買や賃貸物件の仲介に不可欠な国家資格。
不動産の取引をめぐる紛争を未然に防ぎ、適性な不動産取引活動を促すことで、消費者保護と取引業者の健全な発展をはかるために設けられました。
有資格者だけに認められている3つの独占業務を持ち、さらに宅建業者の事務所スタッフ5人につき1人以上の割合で専任の取引主任者を設置することが義務づけられているため、大きな宅建業者であればあるほど、多くの資格取得者を必要としています。
宅地建物取引主任者は、不動産業界へ就職・転職、あるいは現在従事している方にとっては、取得していて当然の資格と言えるかもしれません。
不動産会社・建設会社はもちろん、近年では不動産を担保に融資を行う金融業界、さらには不動産関連セクションを持つ企業が増えている状況下で、宅建主任者が求められるビジネスがかつてないほど増加しています。
試験の難易度と特徴
「宅地建物取引主任者(宅建)」は驚異的に取得希望者の多い資格。毎年20万人以上もの方が受験しています。
合格率は17%前後です。
裏を返せば83%もの受験生が不合格となっていますので、比較的難しい試験と言えますが、それほど神経質になるほどではありません。
と言うのも、準備不十分なままで受験に臨んでいる方が大勢いるからです。
平成21年度では6万人を超える方が当日の受験を放棄していますし、「お金も支払ってしまったので、とりあえず試験だけは受けておこう」と考えるグループもそれ以上に多いからです。
「宅地建物取引主任者」試験の特徴を挙げると次の通り、
マークシート方式を採用
試験は、4つの選択肢の中から1つを選ぶ「四肢択一式」です。記述や論文が一切ないので受験しやすくなっています。問題数も全50問と少なめです。
約70%正解で合格
合格基準は毎年変動しますが、35問正解できれば合格。宅建業法からの出題が4割を占めますが、宅建業法はボリュームがないため、満点を狙える分野です。
受験制限は一切なし
年齢、性別、学歴等による制限がありませんので、誰でもチャンスがある資格です。専門的な知識を事前に持っている必要はありません。
しかし油断は禁物です。
いくらなんでも何の努力も無しに合格できるというような試験はありませんし、合格圏内にいる方はそれなりの時間と労力を費やしています。
何年も不合格になる方と違って、あっさりと合格を勝ち取っている方は、実に効率良く学習しています。
試験勉強で効果的と言われている方法
その1:早起きして勉強する
世に有名な勉強家、資格王の共通点は「早起きして勉強している」ことです。
脳科学の観点から見ても、早朝の脳は抜群な働きをしますので、やっておいて損はありません。
でもこれ欠点あります・・・
・・・急に早起きできません。睡眠科学の観点から見ても、現代という時代においては、早朝勉強法はそんなに簡単ではありません。
その2:配点が高い分野を集中して攻める
限られた準備期間の中で全科目まんべんなく学習することは大変ですので、理屈にかなっていそうです。
実際、特定の科目をはじめから捨てて、試験に臨む人もいるくらいです。
だけど自分の苦手科目に対する配点がもっとも高かった場合はどうでしょうか?
???
試験突破はおぼつきません。
その3:試験予備校、通信講座を利用する
よく分からないこともすぐに質問できるので、効率性は高く、さらに強制力も働くためにモチベーションが維持しやすいです。
過去何年間も出題されていないような論点を、重要論点と同じスタンスで学習してしまうことも回避できます。
独学よりも高くつくことだけは仕方ありません。
確かに上述の3つは「勉強の効率を上げてくれるかも」しれません。でも残念。
実はもっと重要なことがあるんです。
そんなことより、もっと簡単に合格に近づく方法があります。
目先の難関(宅地建物取引主任者試験)をクリアするために
受験勉強には少なからず「コツ」があります。誰もがその「コツ」を追い求めながら自分にぴったりな勉強法を模索しています。
人間の脳は理解しきれないことは覚えることができません。
特に学習初期の段階では、忘れていく知識との戦いになりますので大変です。
苦労してアンダーラインを引きながら、重要語句を何度も復唱しているにもかかわらず、テキストの最初の方に書いてあった内容がほとんど記憶に残っていなかったという経験のある方は少なくないでしょう。
そこで活用してほしいのが記憶術です。
記憶術は意外と軽視されている試験対策の基本。
必要な時に必要な情報を取り出すことができる技術です。
このスキルがないと、いくら学んでも思い出せないんですね。しかも肝心なところで。
体系化された記憶術では、「覚え方」そのものがまったく異なるため、膨大な情報量であっても、長期にわたって忘れることがありません。
「宅地建物取引主任者(宅建)」試験はマークシート方式のみで出題されます。
選択肢の中には必ず正解が書かれています。
記憶力の良い人には、取り組みやすい試験と言えるでしょう。
知識が問われる試験ほど簡単なものはありません。知識を身に付けてさえすれば良いからです。知識がなければ応用もできませんよ。